一日の疲れをリセット…と思い、少し長めのお風呂に入っても、なかなか寝付けないといったことはありませんか。
これは、疲労や不安などで脳が興奮していることが原因のひとつ。
活動時に優位になる「交感神経」と、休息時に優位になる「副交感神経」は良く知られていますが、これらが上手くシフトしないと、身体はクタクタでも眠れないといったことになるのです。
ちなみに交感神経と副交感神経がシフトするには、30分以上かかると言われています。
そのため「明日早いから眠らなきゃ…」と、眠くもないのにベッドに入るのは逆効果。
眠れないときこそ、30分〜1時間程度の時間を”眠る準備”にあてた方が、結果的にぐっすり眠ることができるのです。
・ベッドルームを間接照明に切り替える
・リラックスできる音楽を流す
・ストレッチを行う
・アロマなどで香りを楽しむ
といったことが睡眠導入に良いとされていますが、寝る前のホットドリンクも忘れてはならない安眠ポイントのひとつ。
なかでも”フルーツウォーター”は、疲れがたまっているときこそオススメの飲み物なのです。
疲労回復物質やビタミンがたっぷり含まれている果物は、朝のスムージーやダイエット時のデザートなど、何かとヘルシーなイメージがありますが、実は果糖がたっぷり。
糖分は脳のエネルギー補給には重要な成分ですが、コレステロールの元凶でもあるため、意外とヘルシーではないのです。
そのため、寝る前に小腹が空いたから果物でも…というのは、ダイエット面でもNG。寝る前におにぎりやラーメンを食べたときと同じくエネルギーが貯蔵されてしまうため、食べていないのになぜか太るといったことにも繋がるのです。
そんな糖分の多い果物ですが、疲労回復物質やビタミンといった栄養面は寝る前に取り入れたいもの。
そこでオススメしたいものが、ウォーターサーバーで簡単に作れる、ノンカフェインのお茶とフルーツを組み合わせた”寝際のホットフルーツドリンク”なのです。
果物をそのままいただかないのでヘルシーなだけでなく、体温を上げてくれるので寝る前にぴったり。
お好みでハーブを加えるとアロマテラピー効果も期待できるほか、ゆったりとお茶を淹れる時間を設けることで、疲れて覚醒していた頭が眠りのモードへとシフトするかもしれません。
【ホットフルーツドリンクのレシピ】
・カットフルーツ(オレンジ・グレープフルーツ・りんご・レモンなど)…各1/4個
・ノンカフェイン紅茶・ハーブティー・ルイボスティーなどのティーパック…1個
・熱湯(ピュアハワイアンウォーター)…適量
・お好みでペパーミントのフレッシュハーブ…適量