新社会人に単身赴任と、とにかく移動が多いこの季節。家電量販店では、
”冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・掃除機・炊飯機”
の5点を新生活の基本家電として販売していますが、
「外食ばかりで炊飯器は必要なかった…」
「物件付属のミニ冷蔵庫で事足りた…」
など、いざ暮らしてみると自分のライフスタイルには必要のないものも。

ですが反対に、家電の基本セットには入らないけれども、一人暮らしであってもファミリー世帯であっても、ぜひプラスしてもらいたいオススメの家電。それが、衣類スチーマーなのです。

とある調査によると、若い単身世帯の男性のアイロン所有率は約50％。半数が所有しているにもかかわらず、使用頻度は月に1回以下と、多くの男性が自身ではほとんどアイロンをかけていないのが現状のようです。

「面倒くさい」というのが理由の大半であることは明らかですが、スーツやシャツを頻繁に着る社会人となると、シワは大敵。心理学の有名な「メラビアンの法則」では、第一印象は視覚からの情報が55%と言われるなど、どれだけきれいに洗濯したシャツでも、よれよれシワシワであれば清潔感はゼロ。
初対面の印象を自ら下げてしまっているようなものなのです。

しかしこれは単身者の男性に限らず、家事を担う主婦（夫）でもおなじこと。
衣類は洗濯機に食器は食洗機にと、家事はどんどん時短できる時代となっていますが、アイロンがけだけは未だに炭火を使っていた明治時代と変わらぬまま。主婦の20%以上がアイロンがけはしないとのアンケート結果を考えると、老若男女問わず嫌われ者の家事というわけです。

そんななか、アイロンに替わって近年急激に売上をアップさせている家電が衣類スチーマー。
ハンガーにかけたままシワ伸ばしができるとあって、アイロン台での作業よりも断然便利。しかもアイロンがけの場合、何着もの衣類をまとめてシワ伸ばし…というのが当たり前でしたが、衣類スチーマーであれば着用前にサッとスチームをあてるだけ。
今から着るものだけに使えるなど、効率的なのです。

また衣類スチーマーはシワ伸ばしだけでなく、衣類の臭い取りとしても◎。
スーツなど頻繁にクリーニングに出せないものには、スプレータイプの消臭剤を使用している方も多いですが、消臭剤は臭いの粒子を包み込み臭わないようにするもの。つまり、臭いの粒子そのものは衣類の繊維奥深くに蓄積しているのです。

しかし水を使用するスチーマーであれは、臭いの粒子を水分に吸着させることで、繊維から放出。臭いをもとから断ち切ることができるのです。

一人暮らしでもファミリーにもオススメの衣類スチーマーですが、水道水を使用すると、水の噴射口にカルキが溜まることも。
衣類のお手入れにもハワイウォーターのようなピュアウォーターを使用すれば、スチーマーを長く愛用することができますよ。