梅雨まっただ中とあって、湿度は毎日80%越え。気温によって左右されるものの、ヒトにとって快適な湿度は50%前後。これを極端に上回っているこの時期は、カビの発生や体調不良が起こりやすいときでもあるのです。
そしてこの時期、女性であれば誰もが気になるお悩みといえば、湿気による髪のウネウネ・ボサボサ。くせ毛の方はよりくせが強く、ペタンコ髪の方はよりペタンコになってしまうなど、髪質の悪いところがクローズアップされてしまう時期なのです。
そもそもなぜ湿度が高くなると髪質に変化が生じるのかといえば、髪が空気中の湿気を「これでもか!」と吸い込んで膨張してしまうため。1本1本がいびつな形に膨らんでしまうことで、まっすぐサラサラの状態を保てなくなるのです。
そんな梅雨どきの髪のお悩みを解決するものがドライヤー。当たり前といえば当たり前なのですが、吸ってしまった水分を乾かすことで、髪はきれいにまとまるのです。
美容院で丁寧にブローをしてもらうと、その日は多少風が吹いても綺麗な状態をキープできたといった経験はありませんか。実は、”夜のお風呂上がり&朝のお出かけ前”にしっかり髪の水分を逃がす正しいブローを行と、この時期でもサロン帰りのような綺麗な状態を保つ事ができるのです、
夜のブローの基本は、入浴後すぐにしっかりと髪を乾かすこと。暑いからと、夏場は自然乾燥で済ませている方もいるかもしれませんが、濡れた髪と頭皮を素早く乾かすことが梅雨対策最大のコツです。
特に頭皮は汗や湿気といった水分が溜まりやすいため、髪を乾かすというよりも地肌を乾かすようにドライヤーをあてると◎。美容師さんが地肌を軽く指先でこすりながら髪を乾かす仕草をするかと思いますが、あれを真似してみると良いでしょう。
これだけでも翌日のスタイリングがグッと楽になりますが、頑固な髪質の場合、起きたら爆発orペッタンコなんてことも。そんな場合は水を使用して、髪をニュートラルな状態にまずは戻してあげましょう。
方法は、寝癖を直すときと同じです。水を霧吹きで気になる部分に吹きかけて濡らしたら、後は夜と同じようにしっかり地肌をこすりながら乾かせばOK!水道水に含まれる塩素は髪を痛める原因となるため、霧吹きに使用する水は、髪にもやさしいハワイウォーターがおすすめです。
そしてラストは”毛先のみ”に、ヘアオイルなどのスタイリング剤をつけて髪の毛をコーティング。梅雨どきこそドライヤーをフル活用して、きれいを長持ちさせましょう。