ペットボトル入りのお茶が爆発的なヒットとなったのは、今から17年前。
それまでは、学校にも行楽の際にも水筒を持って行くことが当たり前でしたが、昔は水筒といえばファミリー向けの大容量タイプか、キャラクターがデザインされたものがほとんど。
大人向けのおしゃれな水筒はまだまだ少なく、そのためペットボトルがそのまま大人向けの簡易水筒に取って代わったのかもしれません。
そんななか、エコや節約ブームに乗ってじわじわと大人向けのデザインものが登場している昨今。
昨年は「水筒男子」なるワードも出るなど、大人の水筒ブームはまだまだ覚めやらぬ模様。
そこで今回は、普通の水筒ではちょっと物足りないと思っている方におすすめする、変り種水筒をご紹介しましょう。
まずは、アメリカ製の水筒といえばコレと言われるほど有名なSTANLEY(スタンレー)のSSフラスコ。
STANLEYは100年以上前から愛されている魔法瓶のブランドで、アウトドアグッズとして人気があります。
アメリカ発ということで、アーリーアメリカンカラーのベイベリーやネイビーブルーといった色を使用している点が特徴のひとつ。
もともとSSフラスコはウィスキーを持ち運ぶ容器である”スキットル”なのですが、水筒としてももちろん利用可能。
230ミリと少々小さいのですが、保温・保冷機能は抜群。荷物を減らしたいけれども、飲み水は持ち歩きたいという方におすすめです。
そして次にご紹介するのは、高い浄水機能を持つOKO(オコ)。
ハワイウォーターのろ過装置にもNASAの技術が使用されていますが、こちらOKOにもNASAの最先端技術が。
小さいながらも水筒に搭載されたフィルターでろ過すると、ジュースが透明になるというから驚きです。
近年日本へ観光に来る中国人は、「日本の水道水は飲める」ということで水筒を持参しているようですが、ボトリングウォーターに慣れてしまった方にとって水道水は少々飲みにくいもの。
しかしOKOがひとつあれば、オフィスでも公園でもどこでも水道水がボトリングウォーターに早変わり。
毎日ペットボトルの水を購入している方であれば、かなりの節約になりそうです。
最後に紹介するものは、なんと薄いノート型の水筒であるmemobottle(メモボトル)。
A5・A4・レターサイズの三種類の大きさがあり、素材はプラスチックのため透明でスタイリッシュ。
従来水筒といえば円筒形が当たり前でしたが、その常識を打ち破ったまさに新しい商品です。
ビジネスパーソンの場合、A4サイズの書類が入る鞄を使用していることが多いですが、その隙間に水筒となると少々かさばるもの。
しかしmemobottleであれば、ファイルがひとつ増えた…程度で水筒を持ち歩くことができるのです。
こちらの水筒が開発されたきっかけは、ペットボトルのごみ問題。
日本では1人あたり、年間約160本ものペットボトルが消費され、アメリカではなんと1秒に1500本ものペットボトルが廃棄されているのです。
面白いものや機能性の高い水筒がもっと増えれば、ペットボトルの消費量も少しは減るかもしれませんね。