ダイエット効果が期待されるなどで注目されている「白湯」。
沸騰させて不純物を取り除くことで安全性が高まり口当たりが柔らかくなることから、水道が発達していなかった時代より赤ちゃんや高齢者の身体に優しい飲み物として親しまれてきました。
浄水器やウォーターサーバーを利用した安全な水がいつでも飲める現代では、白湯は電子レンジで軽く温めるだけで手軽に作れるもの。
身体の中から温まるということで、冬の朝の飲み物として人気が高まっている白湯ですが、今年はそんな白湯への”チョイ足し”がプチブーム。
そんなより美容・健康効果がアップする「アレンジ白湯」を、今回はご紹介しましょう。
朝起きて布団から出ると、とたんに寒さで身体が縮こまってしまう。
そんな冬の朝におすすめのチョイ足しは、刺激的なスパイスです。
なかでも冬の冷え取り食材の代表格でもある生姜やシナモンは香りも良く、白湯との相性もばっちり。
インド発祥のミルクティーであるチャイにもこれらのスパイスが入っており、香りとスパイス由来の効能にて、心身ともに身体を温める飲み物なとしても有名です。
生姜やシナモンはパウダー状のものを使用すると便利ですが、よりフレッシュな味と香りを楽しむのであれば、生がおすすめ。
スティックシナモンとすりおろした生姜を適量マグカップに。さらに水を入れて電子レンジで1分~2分温めると、身体が芯から温まる”スパイシー白湯”の出来上がりです。
ピリッとした刺激で朝のぼんやりした頭をシャキッとさせる効果も期待できるため、一度試してみてはいかがでしょうか?
その他のチョイ足し食材としては、今年のヒット商品上位にランクインしたココナッツオイルがおすすめ。
仕事や家事の合間や、夜のリラックスタイムなどほっと一息つきたいときにコーヒー・紅茶・緑茶も良いですが、たまにはカフェインフリーで尚且つ身体にも良いココナッツ白湯を取り入れてみてはいかがでしょうか。
甘みがないので物足りないということであれば、はちみつやストレスケアにも良いといわれているココナッツシュガーを入れても◎。
ふんわりとした甘みと香りで幸せな気持ちになれますよ。
また、これらのチョイ足し食材以外にもおすすめなものが、旬の果物。
なかでも、スッキリとした香りが楽しめるみかんや金柑・レモンといった柑橘系のピール(皮)は、食べ終わった皮を1週間干すだけで柑橘白湯の素のできるのでお手軽です。
入浴剤としても使えるので、ゆったりとゆず湯やみかん風呂に浸かりながら、柑橘白湯にて水分を補給することで、身体の外と中から美肌を目指してみませんか。
もはやアレンジホットドリンクになりつつあるアレンジ白湯ですが、バリエーションは無限大!
皆さんも身近にあるものでオリジナル白湯を作り、寒い時期を乗り切りましょう。