9月1日防災の日に。わざわざ準備しない防災のススメ。

disasters8月は各地で、甚大な被害をもたらした水害に見舞われました。
地震・台風・水害と自然災害大国である我が国ですが、来る9月1日は防災の日。
特別な祝日でもないため、あまり気に留め無い方も多いかもしれませんが、
これから多く発生する台風や、いつ起きるか分からない地震に備え、
少しでも身近な防災を見直してみませんか。
最近では必要なものが一式入った防災セットが売れ筋のようですが、
実はわざわざ用意しなくとも、日ごろの生活にプラスするだけで防災グッズが準備できるのです。

いつどこで災害が起きるかは分からないため、防災セットは
・自宅用
・会社用
・避難用
の3種類を作る必要があります。
しかしながら”作る”といっても生活をちょっとだけ見直すだけで、普段のものが防災セットに変わるのです。

例えば自宅用の場合。ryu
通常であればラジオやろうそくといった基本的なものに加え、非常食が必要だと皆さん考えていることでしょう。
しかし過去の災害を見てみると、日本の場合数日以内には援助物資が届くとのこと。
つまり非常食をわざわざ用意する必要はなく、常日頃からキッチンに箱を用意し、
そこにインスタント食品をストックしておけば良いのです。

もちろん非常食ではないため、普段の食事としても使用します。
その代わり食べた分だけ買い足すようにすると、
ストック食品がもしものときの非常食に変わるのです。
非常食は賞味期限が切れて捨ててしまう場合もありますが、このようにすると無駄がありません。
ついでにラジオなども一緒に入れておくと、簡単な防災グッズ入れになりますね。

また会社用の場合は帰宅することを想定し、リュックサックなどに水・歩きやすい靴などを入れておきます。
この際、自宅用のインスタント食品同様に水を毎朝1本リュックに入れ、その日何も無ければその水は持ち帰る。
するとわざわざ非常用の水を買わずとも、毎日非常用飲用水を準備することになるのです。

そして避難用の場合も、わざわざ特別な防災袋を用意せずとも、
最低限必要なものを旅行鞄に入れるだけで十分。
場所を取らないため、一人暮らしやスペースの少ない家でも準備できますし、
キャリーケースは頑丈ですから非常時に活躍することでしょう。

ウォーターボトル2本1このように「非常用のもの」をわざわざ用意しなくとも、普段の生活にリスク回避を取り入れることは十分可能。
市販の防災セットの場合、「自分たちに不必要なもの」も入っているため、
自分に必要なものをチョイスして作ったほうが、コスト的にもメリットがあります。

そして何より重要なものが「水」のストックです。
食品は最悪無くとも生き延びれますが、生存の絶対条件に必要なものが水。
1週間であれば水のみでも生き延びられるといった報告もあるため、
是非ハワイウォーターのボトルを非常用備蓄水として、そして毎日飲むお水としてご利用ください。