2017年の注目ドリンク!フレーバー日本茶

c15dbf5c63a6dba4442ff25ee2fca6d9_s皆さん、ほっとひと息いれたい時には、どんなドリンクを選びますか。
サードウェーブコーヒーが台頭するなど、コーヒーはもはやブレイクタイムの定番品。
そして紅茶もコーヒーとともに人気を二分するドリンクですが、では日本を代表する飲み物”緑茶”はどうでしょうか。

昭和の時代「お茶でひと息いれる」といえば、急須で緑茶をいれることでした。
その証拠に、一昔前のドラマや映画などでは、OLが上司に急須でお茶をいれるといったシーンも良く見られましたが、もはやこれは過去のもの。
今や、会社や自宅に急須がないことも多いのではないでしょうか。
ティーパックを入れたマグに、ウォーターサーバーから直接お湯を入れるといった光景が、現代のオフィスの日常かもしれません。

このようにライフスタイルが変わったことにより、昭和60年代には約95,000トンだった緑茶の国内消費量は、今や約78,000トンにまで落ち込んでいます。
しかし急激な落ち込みを見せなかった理由のひとつが、ペットボトル入り緑茶飲料の登場です。
飲むスタイルは急須からペットボトルへと変わったものの、意外に日本人はまだまだ緑茶を飲んでいるのでしょう。

そんな緑茶をはじめとした日本茶が、いま世界中でブームとなっているのをご存知でしょうか。
国内の緑茶の消費量は減少傾向にあるものの、その一方で輸出額は年々と増加。
2016年には過去最高となるなど、健康志向や和食人気とともに急上昇しているのです。

ちなみにアメリカでは某セカンドウェーブコーヒー店が、煎茶や玉露などを提供するお茶専門店をオープンしたとのこと。
もはやコーヒーブレイクよりもオチャブレイクの方がオシャレなのかもしれません。

f0b9416b9742f82d5a4f6f8e8e10c31f_sそんな海外で市民権を得ている日本茶が、今年はさらに”フレーバー日本茶”にグレードアップ。フルーツや花の香りを茶葉に香り付けしたフレーバーティーのような日本茶が、2017年のトレンドになる予感なのです。

海外で人気の高いフレーバーは、オレンジやレモンといった柑橘系。
その他、日本らしい桜・りんご・柚子など、フレッシュな香りのするフレーバー日本茶が注目されているのだそうです。

逆輸入というスタイルで、今年ブームになりそうなフレーバー日本茶。
海外では、紅茶のように砂糖を添加して飲むのが一般的とのことなので、皆さんも甘くて華やかな緑茶を、今年はブレイクタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。