食べても罪悪感なし?ハワイで人気のケルプヌードル!

3b1b3866d0a2c15e5f912b3c606d02c0_sピュアハワイアンウォーターの誕生地であるハワイ。
大自然のなかで健康的に生きる”スローライフ”を思い浮かべがちですが、実は肥満率が徐々に高まっているとのこと。
確かにハワイは全米の州のなかでは突出して肥満度が低いものの、日本同様に食の欧米化が進み、糖尿病や高血圧といった生活習慣病が問題になっているのです。

なかでも肥満率が高まっているのが、健康的な伝統食を食べてきたネイティブ・ハワイアン。蒸したタロイモである「ポイ」やココナッツミルクを固めた「ハウピア」など、ハワイアンフードと呼ばれる健康的な食事を摂ってきた彼らですが、そんな伝統食が消えつつあることで、肥満が増えているのです。

このように肥満問題が取りざたされているためか、より健康志向への意識が高まりつつあるハワイ。
ハワイの朝食といえばパンケーキが定番でしたが、近年は健康を考えてアサイーボウルへとシフトするロコも多いとか。自分に合った健康的な食事を目指す人々が増えているようです。

5ab4455366a655a14675528e33ec0f42_sなかでもブームから定番へとなりつつあるのが、非加熱、もしくは48度未満の低温加熱したもののみを食べるRaw Food(生の食べ物)。
生きたままのフレッシュな酵素やビタミンといった栄養素が効果的に摂れると言われているため、ハワイやアメリカでは健康食として長らく人気を博しているのです。

日本にもローフード食材を扱う専門店やローフードカフェはあるものの、まだまだ認知度は低め。そんななか今年ちょっとしたブームとなりそうなのが、アメリカやハワイで人気のローフード食材のひとつ”ケルプヌードル”なのです。

麺は基本的に小麦粉や米粉などの炭水化物でできており、なおかつ火を通さなくては食べられないため、従来のローフードでは野菜を細長く切ったベジタブルヌードルが麺の代替品でした。
ですが、しらたきに似たケルプヌードルは海藻(海洋昆布)を原料としているため、ベジタブルヌードルよりも麺らしい食感とのどごしが魅力的。また、基本的に火を使わない調理がローフードの基本となるため、暑くなるこれからの時期にぴったりの食材なのです。

d0f5274f289a7a536724dd4b67811f6f_sケルプヌードルは基本的に無味無臭のため、何にでも合わせることができますが、一番簡単な調理法はやはりサラダ!
ピュアハワイアンウォーターの温水に2時間ほど浸したケルプヌードルに野菜とドレッシングを混ぜ合わせば、それだけで低糖質で健康的なサラダパスタの完成です。

ローフードと聞くと特別な食事と思い浮かべがちですが、実はスムージー(ミルク・豆乳不使用)も立派なローフード。
暑さで体調を崩しがちなこの時期こそ、生きた酵素をたっぷり身体に取り込めるローフードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。