ここ数ケ月アベノミクス効果もあり円高にストップがかかり、円安傾向にあります。この4月から電気・ガス・小麦・食用油など様々な商品の値上げが始まりました。在庫のある店舗はこれらの商品もまだ値上げせず販売しているところもありますが、在庫が無くなり次第値上げとなります。
家計を直撃する値上げに対抗できるのは、やはり節約ではないでしょうか?
節約は主婦にとっては永遠のテーマ。そして、実際に実現するのはなかなか難しいものでもあります。成功の秘訣。まずは、より具体的な目標を持つことではないでしょうか。
夏と冬とでは光熱費の使用頻度も変わりますので、月単位、半年単位、一年単位と細かく設定しどの位の節約を目標にするのか、更には何のために節約するのかを具体的に決めるのが成功の近道。例えば、海外旅行の旅費や、マイホームの頭金の為など。漠然とした節約よりも、より具体的な未来の目標が定まっていると、その取り組み方も変わってくるはずです。ご存知のとおり、節約は一石二鳥でできるものではありません。それでも、日々の積み重ねが成功へまた一歩と近づきます。
節約と聞いてまず連想するのは節電。
「もう、家は白熱灯をLEDに変えている」、さらには飲み物を出すときなど冷蔵庫の開閉時間もできるだけ減らして、普段から家族みんなで気をつけているというお宅も多いと思います。
冷蔵庫の開閉に関して、料理をつくる時はいかがでしょうか?
意外と、後からあれもこれもと何度も冷蔵の開閉をしていることがあるのではないでしょうか?
料理を始める前に材料を全て出しておくと、何度も開け閉めすることがなくなります。また、野菜を少しずつ使った残りをパックなどに入れてひとまとめにしておくと、庫内を探すことも減り開閉時間の短縮、そしてスムーズに準備できるので料理の時短にもなります。
献立の立て方でも節約につなげることができます。
例えば、献立の内、一品はガスやIHを使わずに調理できるものにするのです。ピクルスやオイル付け、サラダ、カルパッチョなどなど。
お肉や魚の解凍、どうしていますでしょうか?
電子レンジでの解凍が一般的ではありますが予め献立を決めておくと前もって準備ができるので、前もって冷凍庫から冷蔵庫へ移して解凍します。
冷蔵庫は中を詰めすぎずにゆとりをもたせる方が、冷気が循環しやすく節電になります。反対に冷凍庫はぎっしりと詰め込む方が食材同士で冷やしあって、庫内の温度を低く保てるのです。
節約はひとつひとつ、本当に小さな一歩。どれも特別なことではありません。毎日の小さな積み重ねを習慣にして、これから本格化するであろう物価の上昇に節約で乗り切りましょう。