熱中症予防にもなる体づくりにウォーキングを!

前回のコラム“5月ですが、今から気をつけたい熱中症”の中でも、熱中症予防として汗をかきやすい体づくりに適度な運動を・・・とご紹介しました。熱中症に負けない体づくりを今から始めていきましょう。

適度な運動は健康維持の為に、また、新陳代謝も上がるので美容やダイエットにも勧められています。
しかし、いざ運動を始めたいと思っても、ジムに通うには時間をつくるのが難しかったり、費用がかかるので継続できない、始めたいけれども・・・と躊躇してなかなか重い腰が上がらないという方も多いのではないでしょうか?

何か運動をしたいと考えている方には、思い立ったらウォーキング1すぐに始められるウォーキングがお勧めです。
昔から “思い立ったが吉日”とよく言います。
始めるなら、今!ですね。

日頃運動不足の人がいきなり筋力トレーニングを始めると、翌日か翌々日にはひどい筋肉痛に悩まされ、仕事や家事に支障が出たなんてことがよくあります。その点、ウォーキングは体への負担も少なく、無理のない範囲で始めることができ最も身近な運動方法といえます。

同じ時間と労力をかけて運動するなら脂肪燃焼に効果的に、そしてスリムな体も目指したいものです。
その為には、最低どのくらいの時間ウォーキングをすればよいのでしょうか。
体内で脂肪燃焼効果が始まるのは継続運動20分行ってからになります。その為、最低でも20分以上ウォーキングをする必要があります。
最初は20分、慣れてきたら少しずつ時間を延ばして行くのが良いでしょう。
ウォーキングのような無酸素運動は間隔をあけるよりも、毎日行う方が効果的です。

ウォーキングと一言に言ってもその方法は様々です。ジョギング1ただ、何気なく歩くのと、歩き方や使っている筋肉を意識しつつ歩くのとでは大きな差が生まれます。
目的によってウォーキングの方法や組み合わせも自由自在です。

とにかく消費カロリーを多くしたいという場合は、早歩き、できれば競歩位のスピードで歩数が多くなるようにします。
または、ウォーキングとジョギングを組み合わせるという方法もあります。ジョギングして疲れてきたらウォーキングをし、またジョギングをします。徐々にジョギングの時間を長くしていく方法です。

さらには、ウォーキングをしながらお腹周り筋肉も鍛えられるドローインウォーキングは、筋力UPと消費カロリーUPの両方が期待できるお勧めのウォーキング法です。
ドローインの姿勢は、まず背筋を伸ばした状態で肩甲骨をお互いに近付け、肩が開く様に意識します。
次に、お腹をしっかりへこませます。みぞおちやおへそ、下腹まで意識をしてどんどん背中側に近づいていくイメージで腹筋の力でへこませます。
この状態を30秒間キープ。呼吸は止めずに、できるだけ吐く時間が長い方がお腹に力も入りやすくなります。

これをウォーキングしながら行います。Yただ歩くだけよりも消費カロリーが4割もUPするというデータも。
20分のウォーキングの中でドローインを繰り返すだけでも、腹筋に軽い疲労感が生まれ、筋力を使った感が感じられると思います。
このように実感が湧くと励みにもなって、ウォーキングも続けやすくなります。
憧れのすっきりスリムなお腹を目指して頑張りましょう!

ウォーキングをする時はできるだけ、涼しい時間に。そして、水分補給は必ず行ってください。
ウォーキングの前と後、そしてウォーキング中にも喉が乾いたらいつでも飲めるようにハワイウォーターをマイボトルに入れて持ち歩きましょう。暑い日にはハワイウォーターで作った氷も一緒にいれるのがお勧めです。

まだまだ気温の変化も大きく体調も崩しやすい時期です。くれぐれも熱中症には気をつけて体力づくりをしていきましょう。