冬になると手あれが酷く、ハンドクリームが手放せない方も多いのでは？
特に寒い時期はお湯を使うことも多いのですが、この”お湯”こそが手荒れ最大の敵。
洗顔と同様、お湯を使用することで手の毛穴が開き、角質奥の油分までをも洗い流してしまうために、お湯を使って掃除などをした後は手がカサカサに。
さらには合成洗剤を使用することで、油汚れとともに手の油分も綺麗さっぱり持っていってしまうのです。

そのため多くの方たちは水仕事の際にゴム手袋を使用しているかと思いますが、実はお湯とともに手荒れを酷くするものがこのゴム手袋。
使用後正しく保管しないことで、手荒れが余計に酷くなってしまうのです。

皆さんは、使い終わった後のゴム手袋をシンクの淵にかけていたり、バケツの中に入れっぱなしにしたりしていませんか?
「お湯＋悪い風通し」でゴム手袋内にはいとも簡単に菌が増殖し、それをそのまま放置することで手袋内の状態はさらに悪化。
”痒い・ブツブツができた”などの肌トラブルを特に冬場感じるということであれば、ゴム手袋自体に原因がある可能性もあるのです。

そのため使い捨ての手袋を使用することが望ましいのですが、なかでも非常に優秀かつ意外な救世主が「手術用手袋」。
実は手のパーツモデルや女優も使用している、密かな手荒れ対策アイテムでもあるのです。

一番衛生環境が保たれるべき場所で使用されるため清潔であり、しかも細かい作業をこなす手術現場で使用されていることから、ゴム手袋よりも手指が自由に使えます。
ゴム手袋の場合、キッチンであれば食器洗いのときだけ使用するかと思いますが、手術用手袋なら”魚をさばく・野菜を洗う”といった調理中もそのまま使用が可能。
つまり手術用手袋は、”第二の手”として使える優秀なアイテムなのです。

手術用手袋はネットで購入することが可能であり、価格は100枚入りで500円～1000円が相場。
一般的なゴム手袋やビニールの使い捨て手袋を考えると少々高めではありますが、これであの”痛い・痒い”手荒れが防げるとあれば一度使ってみる価値があるのではないでしょうか。

そして使用後はきちんと手をケアすることも重要です。
体温よりも低いぬるま湯で手を洗い、きちんとハンドクリームでケア。
顔よりも年齢が出るとされている手は、ファンデーションなどでごまかせない部分なので、普段からお湯に触る機会をできるだけ減らすことのできる手術用手袋で、しっかり手指を守りましょう。