最新レイングッズ事情2014

kaeru突風や雹など、気候が乱れている今年の梅雨。
九州では豪雨に見舞われるなど、梅雨明けまでこの天気は続くのかもしれません。

スコールに似たゲリラ豪雨が起こり、日本が亜熱帯化しているなどといわれていますが、そのような気候の変化に合わせてレイングッズも進化。
これまでは「レインブーツ」と聞くと、黄色や赤の子供用の長靴を思い出す方も多かったようですが、近年では通勤用やフォーマル用のレインシューズも多く発売されています。
そこで今回は、”最新レイングッズ事情2014”と題して、巷で話題となっている人気商品をご紹介。
今年のレイングッズのキーワードは、どうやら”携帯”の模様です。

まずはレイングッズの王道とも言うべき傘。
突然の雨に備えて、常に折りたたみ傘を持ち歩いている方や、職場に置き傘をしている方も多いのではないでしょうか。
そんななか、「ウォーターフロント」の折りたたみ傘シリーズは、日経トレンディで紹介されたことからビジネスパーソンに絶大な支持を得ています。

軽くてかさばらない設計ながら、価格は500円とワンコインのため、何本も購入して各鞄に忍ばせているという方もいる模様。
携帯電話サイズの超小型「スーパーポケミニ」・超薄型「ポケフラット」・超細型「ペン細」の3種類のタイプがあり、鞄のサイズや鞄の中身に合わせて選べます。kasa

また、濡れた傘を鞄に入れたり持ち歩きたくないという方には、お掃除アイテムとして人気のモップである「SUSU」を搭載した傘ケースが人気。
超吸水マイクロファイバーが瞬時に水を吸ってくれるので、濡れた折りたたみ傘を鞄の中にしまえる他、鞄や洋服の雫取りにも活躍します。

その他、鞄自体を濡らしたくない方には、バッグカバーがおすすめ。
超コンパクトな手帳サイズのため、鞄の中の電化製品や書類を雨から守りたいのであれば、持っておいて損はありません。
しかもバッグカバーはそのままエコバッグとしても利用できるため、帰宅途中の買い物にも役立ちます。

rainそしてこれらと同じく「持ってて良かった」と思える商品が、「コジット」や「bearcat」といったブランドから販売されている、靴の上から履けるレインブーツ。
ウエットスーツ生地やPVC素材でできた折りたたみブーツで、パンプスやスニーカーの上から被せて履くことができます。
少々かさばるため、オフィスに置いておいたり天気が不安定な日にだけ持ち歩くと良いでしょう。

そして”携帯”ではありませんが、発売からすぐに品切れ状態が続いている2014年のヒット商品が「UnBRELLA」。
UnBRELLAは逆転の発想で生まれた商品で、開くと布と骨の部分が従来の傘と反転しており、雨に濡れた外側の面を内側に閉じる構造になっています。

人ごみや満員電車のなか、濡れた傘が周囲の迷惑になっているのでは…と感じている方に向けた商品で、”周囲への思いやり”がコンセプト。
ワールドカップでは日本人サポーターがゴミ拾いをしているシーンが世界で話題となりましたが、思いやりを携帯できる日本人だからこそ、開発できた商品なのかもしれませんね。