今年も残すところ、あと1週間。
忘年会にパーティーと、ご馳走にありつく機会の多いこの時期ですが、年が明けてふと体重計に乗ってみると恐ろしいことになっているもの。
年末年始は平均3kgほど体重が増えるというデータがあるなど、この時期の体重増加は避けられないのかもしれません。
女性の場合、1日の摂取カロリーは2000kcal前後が目安と言われていますが、外食が続くとこの目標数値はあっという間にオーバーしてしまいます。
例えばイタリアンレストランで、前菜にお肉にパスタにデザート、そしてワインなどのアルコールを楽しんだ場合、たった1食で1日分のカロリーを摂取していることも。こんなカロリーオーバーの生活が頻繁に続いてしまうと、年末年始太りといった現象が起きてしまうのです。
また、この時期に体重増加が起きる原因のひとつに”胃腸の疲れ”も挙げられます。
ここ数年”腸内フローラ”というワードが話題となっていますが、これは小腸から大腸にかけてグループ毎に住み着いている細菌群のこと。ヒトには1000兆個以上もの腸内細菌がいると言われていますが、この腸内環境のバランスは食生活やストレスなどで日々変わっているのです。
理想は、『善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7』と言われていますが、暴飲暴食がすぎるとあっという間に悪玉菌が増加。その結果、腸管運動などの機能が減退して太りやすい身体になってしまうのです。
とはいっても、ついつい頂き物のお菓子に手が伸びてしまったり、飲み会が続いたりと、なかなかコントロールは難しいもの。そのためなるべく年末年始に体重を増やしたくないのであれば、
・ヨーグルトなどの発酵食品やフルーツをおやつに取り入れる
・お菓子をダラダラと食べ続けない
といったこの2点だけをまずは守ってみましょう。
また、ピュアハワイアンウォーターのように良質な水を使った白湯も効果的。起き抜けに1杯、食事中に1杯ずつ飲むだけでも、身体の代謝が高まりダイエット効果が期待できるため、1リットル程度の白湯を朝沸かしたら、それを保温ポットなどに入れて持ち運び、こまめに飲むことをおすすめします。
正月太りは一過性のものなので、普段の規則正しい生活に戻ると、自然と元の体重に戻る方がほとんどです。
ですが、年始早々鏡でむくんだ顔を見たり、体重計の数字におののく…といったことは避けたいもの。ヨーグルト・フルーツ・白湯を取り入れた”食べるダイエット”で、年末年始太りを少し予防してみてはいかがでしょうか。