ランシーズン到来!正しい水分補給で冬の汗をかこう

箱根駅伝や東京マラソンなど、冬には大きなランニング・マラソンの大会が多いですよね。
何故冬に走るのかと疑問に思う方も多いようですが、一番の理由は熱中症などの危険が夏場にはあるため。ジョギング1
また、学校のマラソン大会にはには免疫力の向上や、身体を温めるという意味もあり、ランニングは冬の風物詩となっている訳です。

ただ、ハワイウォーターの故郷で開かれているホノルルマラソンは、毎年12月に開催されていながらも、この時期の平均気温は23度。
熱い時期の大会に参加する際には、しっかりとした熱中症対策をする必要があります。

しかしながら、冬場であっても水分補給は重要事項。
手軽に始められるダイエットとして女性を中心に人気急上昇のランニング=通称「ラン」ですが、走る前にまずは正しい水分補給の方法を知る必要があります。

なかにはダイエット中は水も口にしないという方もいますが、走るならば水分補給は必須。
確かに水を飲まずに走ると脱水によって一時的に体重は減りますが、それは一過性のものでしかありません。
試合前のボクサーのように体内の水抜きを行っても、結局は不健康かつ一時的に痩せることしかできないのです。

ランニングによるダイエット効果には、脂肪燃焼とともに代謝を高める体質改善の目的もあります。
そのため「すぐに痩せたい」などと考えるのではなく、じっくりと体質を変えるつもりでランニングを楽しみましょう。
いつの間にか、食べても太り難い身体を手に入れることができるかもしれません。

また、数年前に東京マラソンで心肺停止となったタレントさんがいましたが、実はスポーツのなかで最も突然死が起こるものがマラソン。
水分補給をせずに走ると、血液中の老廃物が運ばれなくなるため、血栓によって心筋梗塞等が起こり得るです。
手軽に始められるランニングですが、長時間走るためのフォームや正しい食事管理など、意外と奥が深いスポーツでもあります。
そのため、水分は走る前から適切に摂る必要があるのです。

m020529そんなランニング前の水分補給ですが、食事同様に走る2時間前からこまめに水分を補給しましょう。
沢山の量を一気に補給するのではなく、2時間でペットボトル1本を飲みきるペースでの水分補給が、ラン前の基本。
そして走っている途中には、冬場であれば20分~30分毎にドリンクタイムを取ると良いです。

寒い時期なのでボトルの水は冷えているかと思いますが、そこも大きなポイント。
少し低めの温度の水分を補給すると、温まった身体をクールダウンさせ、また軽快に走ることができます。
量の目安は、一度につき100ミリリットル程度。
この少し多めの水分補給が体内の老廃物を流し、やがては体重減少にも繋がるのです。

そして走り終わった後にも、たっぷりと水分補給を。
ランニング前・中・後に水を飲む理由には、
「体内の水分量を保つ」
「代謝を高める」
「疲労を回復させる」
という3つの理由があり、走った後に血液中の老廃物を水分によって流すと、翌日の疲労感も減少します。

正しい水分補給こそ、冬場の汗の源。
年末年始の暴飲暴食をなかったことにするためにも、手軽で奥深いランニングを始めてみてはいかがでしょうか。