沖縄は梅雨明けしたものの、全国的には雨模様が続いている今日このごろ。
同じ気温であっても湿度が高いだけで不快感は倍増するため、梅雨時は夏場よりもベタベタとした不快な汗をかきやすい傾向に。
例えば、気温30度で湿度が80%の場合は蒸し風呂のように感じますが、湿度が半分の40%になると、暑くともカラッとしているため意外に快適なのです。
そのためこの時期、肌のベタベタ感や汗にお困りの方も多いようですが、そんなときにおすすめするのが「ハッカ水」。
ハッカ水とは、ハッカ油と水を混ぜて作ったシンプルなものですが、汗拭きシートやデオドラントスプレーよりも冷汗効果が強く持続する優れもの。
しかも材料費が安いため、お財布にも優しいのです。
作り方は非常に簡単で、お水100ccとハッカ油5滴ほどをスプレーボトルに入れてシャカシャカと混ぜるだけ。
携帯したい方は、小さめのボトルに小分けにして冷蔵庫に冷やして保存すると良いでしょう。
ただしハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かす性質があるため、スプレーボトルを選ぶ際はこの材質以外のものを選んでくださいね。
また、ハッカ油を混ぜるお水は何を使用しても良いですが、水道水は不純物が多いため、身体にスプレーするものとしてはあまり向いていません。
皮膚の弱い方の場合、吹き出物や肌荒れにも繋がるため、手作り化粧品にはやはりハワイウォーターのようなピュアウォーターがおすすめです。
できあがったハッカ水は、まずは出掛け前に汗をかきやすい首・ワキの下・太ももの裏側に2~3プッシュ。
そのまま自然乾燥させると、ひえひえ効果を得ることができるため、家を出てすぐに身体がベタベタ…といった不快感を防ぐことがます。
そして外出先でベタベタ感を感じたときこそ、ハッカ水が本領発揮するとき。
ベタベタ肌に直接スプレーしても乾くとベタベタしてしまうため、まずはハッカ水を首もとやデコルテなどに噴きかけ、そのハッカ水を一度汗とともにハンカチでひと拭き。
拭ったあとは出掛けと同様に汗のかきやすい場所にスプレーすると、それだけで不快感は軽減します。
また、あまりの暑さで顔から汗が止まらないときなどは、ハッカ油を直接頚動脈の部分に1滴塗ると、顔の火照りも治まりますよ。
ただしハッカ水の効果は、脳をだまして”肌が涼しいと感じている”に過ぎません。
そしてジメジメ時期ほど体内の水分は奪われているため、脱水症状にならないためにも、こまめな水分補給が何より重要に。
鞄のなかにマイボトルとマイハッカ水を携帯して、この時期を乗り切りましょう!