「マイ箸」など、エコロジーの観点からか「マイ○○」を持ち歩く人は、今や当たり前となりつつあります。
そもそもスターバックスでは早い段階からマイタンブラーを発売しており、今では会社員の定番ともなっていますよね。
そんななか、最近では水やお茶を持ち歩くための「マイ水筒」を持参する人たちが増えています。
これまではペットボトルを購入して、飲み終わったら捨てるというスタイルが一般的でしたが、実は一番身近なペットボトルこそが”見直されるべきエコ”だったのかもしれませんね。
また、ペットボトル飲料の冷たさも、水筒が人気となっているポイント。
女性の場合、身体を冷やしたくないと考える方たちも多く、冷蔵庫でキンキンに冷やされた水は敬遠されがちですからね。
ちなみに美容大国である韓国の飲食店では、お冷の代わりに白湯が出されることも当たり前。
ダイエットや便秘にも効果があるという噂もあってか、美容に関心の高い女性は白湯を好んで飲んでいます。
そのため常温水や白湯の販売に乗り出したお店もあり、売上は好調のようです。
しかし硬水ではなく軟水、ミネラルウォーターではなく純水が良いなど、好きな水を好きな温度で飲みたいと考えている方も多いでしょう。
そこで人気となっている商品が水筒であり、従来のザ・水筒といった物ではなく、デザイン性も機能性も兼ね備えた物が人気となっています。
社会人に人気のサイズはペットボトルと同じ約0.5リットルが入る商品であり、象印・タイガー・サーモスといった老舗水筒メーカーが売れ筋商品。
これらの水筒は保温・冷温ができるステンレス製であり、カラフルな色展開も魅力です。
その他、車移動や外回りが多い方には、少し大きめの1.5リットルタイプの水筒も人気の模様。
価格は0.5リットルタイプが2000円前後、1.5リットルタイプが4000円前後となっています。
しかし冷温水筒のデメリットは、重くてかさばるところ。
通勤バッグのなかには書類や本がどっさり。その上水筒まで…となると、水筒を持ち運ぶこと自体が嫌になりますよね。
そのため普段荷物の多い女性に特に人気が高く、常温水人気も相まって売上を伸ばしている商品が、常温水筒なのです。
常温水筒のなかでダントツ人気となっている商品は、スイスメーカーのSIGG。スタイリッシュなデザインと軽くて壊れにくいアルミ製が特徴です。
また、ストロー付きや世界的なデザイナーとコラボレーションしたデザイン水筒など、機能性もデザイン性も抜群。
価格は0.6リットルタイプで3000円前後です。
そしてさらに軽い水筒を探しているということであれば、折りたたみ水筒であるヴェイパーアンチボトルやViVはいかがでしょうか。
前者は強化プラスチック製で、ゼリードリンクの容器のようなパウチ型。後者はシリコン製で、飲み口の広いペットボトルのような形状です。
どちらも飲み終わったらぺったんこにたためるため、鞄の隙間に入れて持ち帰ることができます。
約0.5リットル入りで1200円と、お手頃価格も魅力ですね。
さらに水筒上級者に人気の商品が、茶こし付き水筒。
毎日違う種類のコーヒー豆を、帰社する前に水筒にセット。
翌朝には美味しいコーヒーが出来上がっているので、出社する楽しみが一つ増えるところも嬉しいポイントですね。
特にピュアウォーターは、茶葉やコーヒー本来の味を損なわないため、水出しにはうってつけです。
茶こし付き水筒の価格は、1500円~3000円前後。
どの水筒も4000円以内で購入できるものばかりですので、自分のライフスタイルに合わせて選んでみると良いでしょう。