「熱&水」を利用したシューズストレッチャー

新生活が始まるこの時期。新しい洋服・カバン、そして靴を購入する方は多いのではないでしょうか。dfd9b0bebcf19294428ec454c86d6510_s

昔から、
”靴は、足が疲れていてむくみが出やすい夕方に買うと良い”
と言われているため、わざわざこの時間帯を狙って靴売り場へと向かう方もいるそう。
しかしこの靴の選び方は、実は間違いでは…という意見が出てきたのです。

というのも、足が一番パンパンに張っている際にピッタリサイズの靴を選ぶと、朝やお昼の時間帯は、大きめの靴を常に履いていることになるため。
ジャストサイズを購入したいのであれば、その靴を履いて一番歩くと想定される時間帯を狙うのが良いのだそうです。

ですが靴は単にサイズが合えば良いという訳ではなく、
・かかとのカーブと靴のカーブのライン
・土踏まずと靴のアーチライン
・甲の高さと靴の甲部
など、チェックするべき点が色々とある、とても買い物が難しい商品のひとつ。
けれども、少々サイズが合わなくても、デザインが気に入ったので購入したという経験をお持ちの方は多いはず。
そして、実際に歩いてみると靴擦れを起こしたり窮屈だったりと、タンスの肥やしになっている靴をお持の方も多いはずです。

そんなタンスの肥やしを、現役選手へと変えてくれるものが、シューズストレッチャー。
窮屈な靴のサイズをちょっとだけ大きくしてくれる便利な道具ですが、実はこれを買わずとも”水や熱”で代用することができるのです。

935b3a8849793f33ae5151d3b0770ea1_sまず試してもらいたい方法は、水を使ったもの。

1.冷凍保存用のジッパーバッグの中に水を1/4程度入れ、それを靴のなかにシューズストレッチャー代わりとして入れる。
2.冷凍庫に靴を入る。
3.完全に凍ったら靴を冷凍庫から取り出し、ジッパーバッグの水が溶けるまで放置する。

と、たった3ステップで靴がワンサイズ大きくなります。
伸縮性の高い本革の方が効果が実感できますが、合皮であっても何度か繰り返すことで大きくすることが可能。
靴を冷凍庫に入れることに抵抗がある…という方は、ビニールなどに包むか、新品の靴で試すことをおすすめします。

b91672cab0a138dca9e9a5cee25996cc_sそしてこれでもサイズが合わないということであれば、次に試してもらいたい方法が、熱を利用したもの。

1.厚手の靴下を履いた状態で靴を履く。
2.窮屈な箇所のみにドライヤーを当てる。
3.靴が冷めるまで、履いた状態をキープする。

と、こちらも行程はたったの3ステップ。
熱を使用するので高価な靴に試すのは少々はばかられますが、タンスの肥やし靴になら、試してみる価値大です。

足に合わない靴は、歩くことそのものがストレスになるだけでなく、靴擦れや外反母趾になりやすいといったデータもあります。
少しでもサイズに違和感を感じたら、今回紹介した方法や中敷を使用するなどして、サイズを調整してみてはいかがでしょうか。