ナタデココにパンナコッタにティラミスと、1990年代にかけて輸入スイーツのブームが起きましたが、そのなかのひとつにあったものがタピオカブーム。
そんなタピオカが若い女性の間で台湾人気とともに再燃し、いまや東京都内にはタピオカドリンク専門店が続々オープンするなど”タピオカ大戦争”とまで呼ばれるまでに。
「コーヒーに飽きた」「スイーツ感覚で楽しめる」「写真映えする」といったことから再ブームが起きているようです。
そんなタピオカですが、実は自宅でも簡単に楽しむことができます。タピオカの原料は”キャッサバ”と呼ばれる南米原産のイモ。根や茎から取ったでんぷんを水で溶いて加熱し、粒状に加工して乾かすと”タピオカパール”と呼ばれる乾物になるわけです。
このタピオカパールはいわゆるパスタで言うところの乾燥パスタで、茹でることであのモチモチ感が生まれます。
茹で時間は2時間と、パスタなどの乾麺と比較するとかなり長めではありますが、鍋に入れて煮込むだけで大量にできあがるほか、冷凍でのストックも可能。「タピオカを茹でるのがちょっと面倒…」という方は、茹で時間約20分という使い勝手の良い”生タピオカ”がおすすめ。
生パスタのように乾燥品よりモチモチ感が高いため、タピオカ好きであればぜひ通販などでお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
そしてなんとこのタピオカブームは日本だけに留まらず、ハワイウォーターの故郷であるオアフにも、台湾発のタピオカドリンク店が続々と上陸しています。
ハワイでは”ボバティー”や”バブルティー”といった愛称で親しまれ、日本同様に大学生など若い女性を中心に人気を博しているとのこと。
しかも日本にはないストロベリーミルクティーやプリンやアイスを乗せたデザート感覚のミルクティーをはじめ、ジャスミンやブラックなどの台湾茶を使用した甘くないものや、レモネードなどハワイらしいドリンクにタピオカを入れたボバティーなど種類も豊富なのです。
せっかくハワイの水を楽しんでいるのであれば、ハワイウォーターで茶葉を煮出して、現地に負けない美味しいオリジナルボバティーをご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
この時期であれば、普通の温かいミルクティーにタピオカを入れるだけでも、ちょっとしたおもてなしドリンクになりますよ。